秋になると味覚を楽しむ機会が増えますね。海(川)の幸に山の幸、いずれも呑み助にはたまらない味覚でございます。でも、毎年同じようなものばかりなんですよね。っとそこでうちの調理長に「何かさー、『へぇ〜!』っていうような食材ないもんかねぇ。夏はお肌をすんごくいじめちゃってるから、痛んだお肌をふっくら回復させて、しかも元気ハツラツになっちゃうやつ。」という宿題を出してみたところです。うちの調理長は好奇心も研究心も冒険心も旺盛な男です。「解りました!」と即答したものの、その日以降調理場の片隅にある狭〜い休憩室に閉じこもる日が多くなりました。ありゃ、ちょっと難問だったかしら?
ある日、「女将さん、ちょっとこれ食べてみて下さい。」と小皿を差し出す調理長。「どうせならおっきいほうがいい?(パクリ)・・・・・んー、鶏っぽいけど・・・」「違います。」「解らない、なに?これ・・・」と私が訊いて、返事が返されたわけで....。調理長は真面目な顔で、真っ直ぐ私を見て「くじらのチ○コです。」なんて言うじゃないですか。そりゃね、彼は料理人ですから真面目に食材と対峙している訳ですよ。そしたら私だってお料理を提供するプロとして真面目に対応しなきゃ。それと聞いて一瞬吐き出しそうになりつつもその気迫に押されゴクリと飲み込み、冷静にしかも淡々と「あら、どの部分?」「たぶん竿だと思います。」「ほ乳類だものねえ。そんな部分だってあるってことよねえ。」それにしても、くじらのそんなとこ、食べちゃっていいのか?諸外国の方からヒンシュクかっても困りますが、くじらって骨と髭以外ぜ〜んぶ食べられるんですってよ。乱獲したわけでもないのに、他国の食文化にイチャモンつけないで欲しいと思う今日この頃。あれ?何の話だっけ。
斯くしてその2週間後、【お肌に良くて元気ハツラツになるお料理】の試食会は賑々しく開催されたのでありました。お客様は70名様ほど。つるやの女子を代表して女将と営業の大江ちゃんも着席する予定だったのですが、当日になって「私も参加したい!」というお客様があり、泣く泣く譲りましたわ。ご試食なさった方々、その後お肌の調子はいかがでした?
美肌と健康のために・・・.doc









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